無料予約システムを、教室の運営方法から選ぶ
月額0円だけで決めると、月謝・回数券、予約件数、講師の人数で行き詰まることがあります。まず教室に必要な運用を一つ選び、対象プランの機能と決済費用を確認しましょう。
月謝・回数券を生徒が予約に使う
「販売」と「予約時の利用」を分けて見る
STORES 予約の公式表では、回数券・月謝の販売はフリーでも対象ですが、購入済みの回数券・月謝を使った予約受付はスモール以上です。月謝制の教室で「生徒が予約時に月謝を使う」なら、無料で運用できると決めつけず有料プランを試算してください。
- フリーは月間予約50件、予約ページ2件。
- 週12件の予約受付でも月平均約52件。予約受付が集中する月の件数で判断。STORES予約は予約操作日で数え、キャンセルや承認待ちも含みます。公式の数え方を確認。
単発予約とカード決済をまとめる
1店舗のフリーから試す
Square 予約のフリーは1アカウントにつき1店舗で、予約件数とスタッフアカウント数には上限がありません。ネット予約ページ、前払い、メール・SMSの自動リマインダーが公式表にあります。複数人が参加するクラス予約、異なるスタッフが担当する複数サービスをまとめて予約する機能、Googleカレンダー同期が必要ならプラス以上を確認してください。クラス予約の公式案内も参照できます。
月額0円でも決済手数料は別です。対応カードなどのオンライン前払いは公式の決済手数料一覧で3.6%、カード情報の手入力等は別料率。自分の決済方法で比較しましょう。
予約タイプを選んで試したい
予約タイプと上限を先に決める
RESERVA予約はスクール・イベントなどの予約タイプがあります。フリーは月間予約50件、登録顧客250件。必要な機能が選んだ予約タイプとプランで使えるか、操作画面で確かめましょう。予約ページの広告を非表示にしたい場合はシルバー以上を検討します。
件数の上限を気にせず、講師1人で始めたい
Starterの予約数と、予約者の手間を見る
freee予約のStarterは月額0円で、予約件数に上限がありません。一方、公式料金表では複数スタッフ管理はStarterとBusinessの対象外です。予約者にもアカウント登録が必要なため、生徒が使いやすいか確認してください。予約枠の設定は公式案内ではアプリ版で行います。
事前決済を使う場合は決済手数料と振込手数料も確認します。4サービスの無料条件と費用を見る | 4サービス比較を見る
申込み前に確認する3つのこと
1.必要な予約方式を候補プランで使えるか
個人レッスン、定員制クラス、毎週同じ生徒が通う固定在籍のどれが必要かを決めます。「予約件数に上限なし」だけでは、定員や固定席、月謝を使った予約まで対応すると判断できません。必要な操作が無料で使えない場合は、有料プランを含めて比較してください。
2.生徒側の予約・変更・取消が分かりやすいか
生徒の登録の有無、確認メール、振替時の残席を確認します。生徒1人の予約変更とクラス全体の日程変更は別の操作です。本番の予約が入る前に、通知や返金への影響も確かめてください。
3.同じ利用条件で年間費用を比べたか
月額だけでなく、決済売上、決済件数、振込費用、初期費用、追加料金をそろえて計算します。未確認の費用は0円と確定せず、候補の公式案内で確認してください。機能が足りないプランを、安いという理由だけで選ばないようにします。
3つとも確認できた候補から、対象プランの条件を確認して登録・試用へ進みます。まだ分からない項目は比較メモに「未確認」と残してください。
どれにも共通:無料プランの月額と決済手数料は別です。月謝の請求、予約の利用、振替、通知の可否を同じ意味の「対応」でまとめず、必要な操作を一件ずつ試してください。
候補を絞る手順
- 直近で予約受付が最も多い月の件数、講師数、必要な予約ページ数をメモする。
- 最優先の一つを決める。月謝の予約利用/単発のカード前払い/スクール・イベント型の設定/月50件を超える見込み。
- 上記の公式料金表で対象プランを確認し、年間費用の計算ツールへ月額と決済売上を入力する。
- 対象プランの料金・試用条件を確認したうえで、生徒役として「予約→変更→取消」、管理者として通知と残席を確認する。有料契約が必要な機能は無料で試せると考えず、試用の有無と契約条件を確認する。まだ試していない項目は、使えると断定しない。